トヨタ5車種なぜ生産終了告知

突如トヨタの公式ウェブサイト上に掲載された5車種の生産終了のアナウンス。

 コンパクトハイトワゴンの「ポルテ/スペイド」と、ミドルセダンの「プレミオ/アリオン」、ハイブリッド専用の「プリウス」の派生車となる「プリウスα」の生産終了が事前にアナウンスされました。
 
 これまで、事前に生産終了をアナウンスすることは稀でしたが、なぜ今回は事前に5車種の生産終了を公表したのでしょうか。

ただ、そのなかでもプレミオ/アリオンの生産終了はひとつの時代の終わりを感じさせます。

 プレミオ/アリオン自体は2001年登場ですが、元を辿るとトヨタのミドルレンジをカバーしていた「コロナ/カリーナ」です。

 コロナは1957年、カリーナは1970年と「カローラ」や「マークII」、「クラウン」と並ぶトヨタのビックネームであり、プレミオ/アリオンを含めた累計販売台数は1000万台を超えています。

 その一方で中国・広州モーターショーではトヨタの中国合併企業・一汽トヨタから新型アリオンが登場しています。

 このモデルは海外向けカローラセダンのホイールベース(2700mm)をさらに50mm伸ばした上位モデルで、例えるならば、現代版「コロナ・スーパールーミー」のようなモデルです。

 このモデルの存在から「プレミオ/アリオンがフルモデルチェンジ」というニュースも流れていますが、あくまでも海外専用モデルであり現行プレミオ/アリオンの後継モデルとして日本に導入されることはないでしょう。

最終更新日:12/3(木)19:31 くるまのニュース

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6378292

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