高速道路を利用するうえで、何かと便利なサービスとして多くの人が利用しているのが「ETC」です。
2019年9月時点での全国利用率は92.9%となり、いまやクルマの移動にはなくてはならない存在ですが、なぜ現在でも7%近いユーザーはETCを利用しないのでしょうか。
車載器もある、ETCカードもあるのに、ETCレーンを通らない(通れない)人の事情とは、どのようなものがあるのでしょうか。
最初に「1.すぐに高速道路通行料の領収書や利用証明書が必要」という場合です。
業務で高速道路を利用する人のなかには、会社や委託先に到着したらすぐに領収書を渡す必要がある人もいます。
現金やクレジットカードにて、収受員がいる一般レーンを通ればその場で通行料の領収書や利用明細書を受け取れます。
また、「2.仮ナンバー装着車。または、フロントナンバーがないクルマ」という場合です。
これは、回送などで仮ナンバーを付けて走行している場合は、車載器がありETCカードがあっても、ETC専用レーンの通過はできないことから、一般または混在レーンで支払います(ETCカードを使う場合は収受員に手渡し)
さらに、フロントナンバーを外しているクルマも「ナンバープレートのない車の通行は不可」という高速道路の利用規定によってETC専用レーンではなく一般または混在レーンで仮ナンバーと同様の方法で支払います。
最終更新日:12/2(水)18:01 くるまのニュース