CECILに月20万円 閉店惜しむ

話題のスポットで1番〇〇した人に話を聞く「今日の1番さん」。今回は、「セシルマクビー(CECIL McBEE)」編。「ギャルブランドの王道」として1990年代から2000年代のギャルファッションブームを牽引した同ブランドが11月30日の営業をもって渋谷109店を閉店し、店舗事業から撤退しました。21日から開始した閉店イベントでは、ファンが思い出を書き込むメッセージボードや、これまで発行したムック本の展示スペースを設置。30日には歴代のスタッフや顧客が集まり、約33年にわたって運営したブランドの最後の瞬間を見守りました。営業終了の“1番最後“まで閉店を惜しんだ顧客の中から取材に応じてくれた女性に話を聞きました。

ー今後買うブランドは決めていますか?

 いえ。今後どうしたらいいんだろうって不安ですよ。セシルは本当に信頼できるお店だったので。どのスタッフさんも真剣に考えてコーディネートしてくれるし、スタッフさんそれぞれの個性でポリシーを持っておすすめしてくれるので安心できる。だからとても楽しいし、店舗の雰囲気を感じるだけでアミューズメントにいるような気分なんです。選んでもらった服を着て店舗へ訪れるのが一つの楽しみだったし、そういった生活を30年ずっとしてきたので、しばらくは「セシルロス」で家から出ないかもしれないです(笑)。

ー1番印象に残っている思い出を教えてください。

 思い出はいっぱいあります。横浜に仲の良いスタッフさんがいたので、たくさん買い込んでセシルのショッパーを両肩に背負って帰りの電車に乗ったら、ブランド関係者の人から「お疲れ様です。これから渋谷に搬入ですか?」と従業員と間違えて声をかけられたこともありました(笑)。他にもバイトの子が正社員になったり、店長になったりスタッフが育っていく姿を何人も見てきて、その度に一緒に喜んでいたのも良い思い出です。

最終更新日:12/1(火)12:43 FASHIONSNAP.COM

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6378090

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