1日の東京株式市場は、新型コロナウイルス感染症のワクチンが早期に実用化されるとの期待が高まり、幅広い銘柄が値上がりした。日経平均株価の終値は前日比353円92銭高の2万6787円54銭と反発。先週末に付けた年初来高値を更新し、1991年4月以来約29年半ぶりの水準となった。
米バイオ医薬品企業モデルナが11月30日、コロナワクチンの緊急使用許可を米当局に申請した。米国での申請はファイザーに続き2件目で、ワクチンの普及と経済活動の正常化への期待から東京市場の投資家心理が一段と改善した。
最終更新日:12/1(火)18:14 時事通信