東和銀とSBI 資本提携で合意

前橋市に本店を置く東和銀行とインターネット金融大手SBIホールディングス(HD)は23日、包括提携することで合意したと発表した。相互に少額の株式を持ち合った上で、東和銀の取引先企業を支援するファンドも共同で設立する。これまでの業務提携を深め、新型コロナウイルスで苦しむ地域経済の再生を目指す。

 東和銀行の江原洋頭取は23日、群馬県庁で記者会見し、「顧客のために必要な提携の強化だ。長期的視点に立てば必ずいい方向に向かう」と強調した。

 資本面では、SBI子会社のSBI地銀ホールディングス(東京)が東和銀株式を最大1%取得。東和銀はSBIHD株式を2億円を上限に取得する。江原頭取は「提携をより深めるために株を持ち合う」と述べた。

 新設するファンドは、企業の財務基盤を支えるための資金を供給する。規模は5億~10億円で、大半をSBI側が出資。年度内の運用開始を目指し、運用期間は10年を想定している。

最終更新日:10/23(金)20:26 時事通信

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6374515

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