新変異株影響 ネギの値上げ懸念

All Nippon NewsNetwork(ANN)オミクロン株が世界に拡大している影響が、今が旬の長ネギにも及ぶかもしれません。生産現場の人手不足から、今後値段が上がることも懸念されています。

 1回100円。制限時間は10秒です。15本つかんだツワモノもいたそうですが…。埼玉県深谷市の道の駅は特産の深谷ねぎをアピールするイベントが大にぎわい。

 産地ならではのグルメも満載です。人気ナンバーワンが、深谷ねぎの一本焼き。炭火でじっくり焼くと、身がとろっとろに…。空を見上げて、かぶりつくのが流儀。自慢は甘さと柔らかさ。

 なかには気になるメニューも…。おしるこの中に、焼かれた深谷ねぎが入っています。

 お店の主人:「きのう…寝ながら考えて…」

 栽培面積日本一を誇る深谷市では、「秋冬ねぎ」の収穫が最盛期を迎えています。

 鏡農園・鏡翔平社長:「今年はわりかし、良くできたと思います」

 ネギ作りを支えているのが海外から来た4人の技能実習生です。ところが…。

 鏡農園・鏡翔平社長:「(来年)3月には満了で帰国してしまうので実質0人。いつ入国するかも分からないので困惑…」

 オミクロン株の脅威に備え、政府は外国人の入国を原則禁止とするなど水際対策を強化しています。

 農園では来年に向け、新たに3人の実習生を受け入れる予定でしたが、入国時期が不透明なままなら人手不足に陥りかねないといいます。

 鏡農園・鏡翔平社長:「(作付面積は)たぶん3割~4割減。生産量が下がれば、1つあたりの単価は上がってくると思います」

 現在はネギの価格に大きな変動はありませんが、今後、作付面積が減れば、高騰も懸念されます。

最終更新日:12/5(日)21:15 テレビ朝日系(ANN)

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6411580

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