金融庁 東証に立ち入り検査
Copyright(C) Japan News Network. All rights reserved.東京証券取引所でシステム障害により取引が終日停止した問題を受けて、金融庁は東証に立ち入り検査を始めました。
金融商品取引法に基づく立ち入り検査を受けているのは、東京証券取引所と親会社の日本取引所グループで、午前９時ごろに始まりました。システム障害により株式の売買が終日停止した問題については、東証などが今月１６日、金融庁に報告書を提出していて、マニュアルに不備があり、バックアップへの自動切り替えが行われない設定になっていたということです。
「当日中に後場で相場が動くようにすることが必要だと思うが、そういったものに関するルールがきちんと決められていなかったところが問題だと思っている」 （麻生金融相）
金融庁は、立ち入り検査で障害の原因や管理体制について関係者からの聞き取りなどを行い、詳しく調べることにしていて、その結果を踏まえ、行政処分を判断する方針です。（23日11:12）
最終更新日：10/23(金)12:05 TBS系（JNN）
