金融庁は26日、システム障害が相次いだみずほ銀行と、親会社のみずほフィナンシャルグループ(FG)に行政処分である業務改善命令を出した。経営責任の明確化も求めた。
これを受け、みずほFGとみずほ銀は26日夕に記者会見を開き、みずほFGの坂井辰史社長ら経営トップの引責辞任を発表する見通し。
みずほ銀は2月、全国の現金自動受払機(ATM)が停止し、通帳などが取り込まれた多くの利用者が立ち往生するなど混乱を引き起こした。その後もシステム障害が続き、金融庁は9月にも業務改善命令を出していた。【釣田祐喜】
最終更新日:11/26(金)17:01 毎日新聞