NY株終値 初の3万ドル突破

【ニューヨーク時事】24日のニューヨーク株式相場は、バイデン次期米大統領への政権移行作業が認められ、政治的不透明感が薄れたのを好感し、大幅に続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は、前日終値比454.97ドル高の3万0046.24ドル(暫定値)で終了。史上初めて3万ドルの大台に乗った。新型コロナウイルスのワクチン開発の進展も株価を押し上げた。
 ハイテク株中心のナスダック総合指数は156.16ポイント高の1万2036.79で終わった。
 トランプ大統領は前日、大統領選の敗北を認めないながらも、バイデン氏への政権移行手続きを容認した。市場では、政権交代をめぐる先行き不透明感が薄れたことで、投資家心理が改善。幅広い銘柄に買いが集まり、全面高の展開となった。
 新型コロナワクチン開発をめぐり、米ファイザーやモデルナに加え、英国でもアストラゼネカとオックスフォード大学が、臨床試験(治験)で高い有効性を確認。経済正常化への期待が膨らんでいる。
 ダウ平均は、新型コロナ感染拡大を受けて3月に急落したが、政府の経済対策や大規模金融緩和を背景に回復。大統領選後は、上昇が加速していた。

最終更新日:11/25(水)8:27 時事通信

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6377479

その他の新着トピック