今年に入ってシステム障害が続発したみずほフィナンシャルグループ(FG)は、経営トップが事態の深刻さをふまえ、そろって責任を明確化することになった。金融庁は19日、FGに対し、一連の障害について検査結果を通知した。経営陣のシステムに対する認識の甘さを厳しく指摘したほか、経営を監視すべき社外取締役の役割の形骸化も問題視した。
9月に起きた送金システムの障害では、外国為替及び外国貿易法(外為法)の手続きを経ずに海外送金した法令違反の疑いも判明し、財務省が調べている。
最終更新日:11/20(土)13:25 読売新聞オンライン