19億円集金 元生保社員を不起訴

KRY山口放送顧客から現金1億8000万円をだましとった詐欺の疑いで書類送検されていた90歳の元・保険外交員について、山口地検周南支部は18日付けで起訴猶予とした。山口地検は「年齢や健康状態、その他、諸般の事情を考慮した」としている。
起訴猶予となったのは第一生命徳山分室に勤務していた90歳の元・女性外交員。県警は、顧客の70代の女性に対し、「私には地位があるから社内に特別枠がある」「半年で3割の利息がつく」などと嘘を言い、現金1億8000万円をだましとったとして、ことし5月に元・外交員を山口地方検察庁周南支部に書類送検していた。山口地検は18日付けで、起訴猶予処分とした理由について「元・外交員の年齢や健康状態、その他、諸般の事情を考慮し判断した」としている。第一生命によると元・外交員は顧客に架空の取引を持ちかけ24人から約19億5100万円を不正に集めたとされていて、第一生命はことし3月、被害金額が明らかになっている顧客に対して被害額を全額弁済する方針を示している。また県警は捜査は終了したとしているが、詳細については明らかにしていない。

最終更新日:11/18(木)19:28 KRY山口放送

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6410135

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