7-9月の実質GDP 年率3.0%減

けさ発表された今年7月から9月までのGDP=国内総生産は、年率換算で3.0%の減少で、2期ぶりのマイナス成長になりました。



内閣府が発表した今年7月から9月期のGDPは、「実質」で前の期と比べ0.8%のマイナスとなりました。年率に換算すると3.0%の減少で、2四半期ぶりのマイナス成長となりました。

東京オリンピック・パラリンピックが開催された時期にあたりますが、新型コロナの感染拡大による4度目の緊急事態宣言で、個人消費が冷え込みました。

また、世界的な半導体不足などで自動車の生産や輸出が伸び悩んだことなどが影響しました。

●山際大臣
「景気は持ち直しの動きが続いているものの、そのテンポは弱まっており、政策による下支えが必要な状況」

山際経済再生担当大臣は会見でこのように話し、原材料の価格が高騰していることについても危機感を示しました。

次の10月から12月期は、感染が落ち着いていることなどからプラス成長となる見通しですが、半導体不足やエネルギー価格の上昇による影響が懸念されています。

最終更新日:11/15(月)11:22 TBS系(JNN)

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6409777

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