CBCテレビ全国でおよそ133億円を集め破産した、岡山の観光農園「西山(にしやま)ファーム」をめぐり、元幹部ら5人が、詐欺の疑いで17日、愛知県警に逮捕されました。
元幹部らは全国でおよそ133億円を集めていたとみられています。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、岡山県の観光農園「西山ファーム」の元幹部、伊藤弘敏容疑者(37)と、出資者の勧誘役だった花本将光容疑者(32)、松本真一郎容疑者(34)、松井孝朗容疑者(33)、山田光賢容疑者(34)のあわせて5人です。
愛知県警によりますと、5人は横浜市に住む30歳の会社員の女性に、「クレジットカードを使って、指定するサイトで桃などを購入すれば、1.5パーセントから3パーセントの配当を上乗せして代金を返還できる」と説明。
そのうえで、「保証金500万円を入金する必要がある」などとうそをついて、あわせて800万円ほどをだまし取った疑いが持たれています。
警察は5人の認否を明らかにしていません。
西山ファームは全国で930人からおよそ133億円を集めた後、2019年破産手続きを開始。出資者が各地で訴訟を起こしていました。
愛知県警は海外にいる元副社長の山崎裕輔容疑者(40)についても逮捕状をとり、行方を追っています。
最終更新日:10/17(日)18:32 CBCテレビ