なかなか収束しない新型コロナの感染拡大。
自宅で過ごす時間が増え、ぜいたくな家飲みを楽しむ人が増えている。
例えば、あまりの人気に一時出荷停止となったアサヒビールの「生ジョッキ缶」。
家庭用ビールサーバーのレンタルや、生ビールを宅配する会員制サービスも登場した。
各社が様々な家飲みの形を提案する中、静岡のウイスキー工場の“あるサービス”が密かに人気を集めている。
2020年にプライベートカスクの購入を決意した、静岡・湖西市に住む山下晶子さん。
山下晶子さん:
コロナ禍の光というか、暗い世の中で抜け道を模索しながら、買ったウイスキーはもう半年たったんだとか、1年たったんだとか。そういう風にウイスキーが育っていくのと、自分が今後どういう生き方をしていくのかということを、照らし合わせている部分はありますね
テレビ静岡・大森万梨乃アナウンサー:
人生もウイスキーも、熟成されていくのが楽しみですね
山下晶子さん:
ウイスキーに負けないように、自分の人生も前にゆっくりでもいいから明るい方に進めたらいいなと
また経営する会社の社員のために、プライベートカスクのオーナーになった人も。
静岡市清水区にあるアオキ溶接の青木智陽専務は、5年前に購入したプライベートカスクをボトリングし、創業80周年を迎える2021年、社員全員に配ることにした。
アオキ溶接・青木智陽専務:
注文した2016年から5年近く経ってやっと飲めるので、深いですよね。当時はまだコロナのコの字もなかったので、まさかこんな時に重なるとは思わなかったですけど、ちょうど家飲みにマッチしましたね。ウイスキー好きの社員は特に楽しみにしてくれています。これまでのことを振り返りながら飲んでほしいです
最終更新日:10/16(土)12:01 FNNプライムオンライン