5日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に下落して取引が始まり、前日終値からの下げ幅は一時900円を超えた。午前10時すぎ現在、日経平均は2万7千円台半ばで取引されている。
米国では政府の債務上限問題がくすぶっていることに加え、4日の米国市場で長期金利の上昇懸念から株安となり、東京市場でもリスク回避の動きが一層強まっているとみられる。
前日の東京市場では、経営危機に陥っている中国の不動産大手、中国恒大集団の株式が香港株式市場で一時売買停止されたことを受け、日経平均が下落し、終値が1カ月ぶりの安値となっていた。(小出大貴)
最終更新日:10/5(火)11:31 朝日新聞デジタル