東京ガス 不適切な工事337件

東京ガスは18日、同社が首都圏の1都4県で発注したガス管埋設工事のうち、337件で仕様の異なる舗装材が使われていたと発表した。直ちに安全性に影響はないものの、耐久期間が短くなる恐れもあり、同社は道路管理者の66区市や都県、国と協議し、対応を検討する。

 問題のあった工事は、同社から発注を受けた日鉄パイプライン&エンジニアリング(東京都品川区)が2016年4月以降に施工した。都県別の件数は、東京224▽神奈川77▽埼玉25▽千葉9▽茨城2――で、総延長は約43・3キロ。各自治体は、安全性や快適性を維持するため、アスファルトの下に2種類の砕石を層にして埋設するよう仕様を定めているが、同社の複数の現場監督が片方の砕石しか使わなかった。同社は理由を「(使わなかった砕石を)建材店へ購入に行くのに時間がかかるため」などと説明している。【山崎征克】

最終更新日:11/18(水)22:51 毎日新聞

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6376913

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