麻生氏 中国のTPP申請に苦言

日本など11カ国が参加する環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に、中国が加入を正式申請したことについて、麻生太郎財務相は17日の閣議後記者会見で「新規に加入できるような状態ですかね、今の中国は?」と述べて疑問を呈した。



 麻生氏は「TPPの入会の項目をよく読んだら分かるけど、国有企業のルールの話とか、えらく細かく書いてある」と、中国が簡単には対応できない内容になっていることを指摘。その上で「受け入れる側の11カ国から見て(中国は)このルール通りにやる? ほんと?」と述べて中国をけん制した。

 TPPを主導する日本政府は中国の加入に関し、高い水準のルール順守が交渉入りの前提条件になるとの立場を示している。【袴田貴行】

最終更新日:9/17(金)17:11 毎日新聞

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6404720

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