コロナ禍 同窓会の幹事板挟み

「『いっそ世論から批判されれば、楽に中止できる』という考えに至るまで、疲弊しています」-。このコロナ禍に、同窓会幹事を担う男子大学生(20)の悲痛な声が、西日本新聞「あなたの特命取材班」に寄せられた。例年だと成人式に合わせて各地で盛んに開かれる同窓会。その開催を巡り、積極派と慎重派との間で板挟みになっているという。



 男性は福岡市出身。県外の大学に進学したが、地元の出身中学の幹事を担う。

 同窓会は校名を掲げて開催するため、男性はまず中学校に相談したが、明確な中止要請はなかった。「かかわりたくないから、やるなら勝手にやってくれという趣旨だった」

オンラインで同窓会を開催する案も。投稿名「退職者」さんは「式前後にグループで写真を撮った後、解散してもらったりとか。中止するのは簡単だが、感染を防ぎながら開催する方向で考えてほしい」と提案し、感染対策との両立を期待。ほかにも「開催する際には、国、自治体が定めたルールの徹底を求めたいですね」との指摘もあった。

最終更新日:11/16(月)16:41 西日本新聞

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6376666

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