携帯電話大手3社が販売代理店に支払う手数料体系を見直し、高額プランの契約を多く獲得すると手数料を多く払う仕組みを撤廃したことが10日、分かった。
公正取引委員会が6月、代理店の評価で高額プラン契約数を重点項目とすることは高額プランへの勧誘を助長しかねないなどとして、取引関係を改善するよう行政指導していた。
KDDI(au)は6月、データ通信容量が大容量で高額なプランの獲得率を代理店の評価項目から除外した。ソフトバンクも7月に大容量プランの優遇措置を解消した。NTTドコモは既に撤廃している。
最終更新日:8/10(火)21:28 時事通信