すかいらーく 200店を閉店へ

ファミリーレストラン「ガスト」などを展開するすかいらーくホールディングス(HD)は12日、国内店舗の約6%にあたる約200店を2021年末までに閉店すると発表した。物流や保守業務などへの配置転換で、従業員の雇用は維持する。

 新型コロナウイルスの感染拡大で来店客数が落ち込んでいるためだ。今年はすでに85店を閉店しており、首都圏を中心に21年末までにさらに約120店を閉店する計画だ。一方、持ち帰りや宅配の専門店など、約80店を新たに出店する。

 すかいらーくHDが同日発表した20年1~9月期連結決算(国際会計基準)は、最終利益が146億円の赤字(前年同期は105億円の黒字)だった。

 既存店ベースの客数と売上高が前年同期に比べて3割程度減った。一方で宅配は1・3倍に、持ち帰りは2倍以上に増えた。

 オンラインで記者会見した谷真会長兼社長は「宅配は伸び続けており、家で食事をするスタイルは定着している。宅配店舗の拡大で配達エリアを広げていく」と述べた。

最終更新日:11/12(木)22:31 読売新聞オンライン

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6376314

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