オリオンビール社長が退任へ

沖縄のビールメーカー、オリオンビール(沖縄県豊見城市)の早瀬京鋳社長兼最高経営責任者(CEO、53)が29日に開く株主総会で退任することが28日、分かった。



 退任の理由は不明だが、業績低迷のためとの見方が出ている。2019年7月に就任し、改革が軌道に乗りつつあると見られていただけに、わずか2年でのトップ交代は社内外に動揺を広げそうだ。

 早瀬氏は同社初となる外部出身の社長。「第二の創業」を掲げ、沖縄県産の果物や素材を使用したクラフトビール、缶チューハイなど、沖縄のイメージを前面に据えた製品を相次ぎ市場に投入してきた。一方、高アルコールの缶チューハイの販売中止にも踏み切り、ブランド再構築に注力した。

 しかし、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い飲食店などの時短営業が続いたほか、観光客数も激減。ビール販売やホテルなどリゾート事業は大きな打撃を受けていた。

最終更新日:6/29(火)15:51 時事通信

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6397314

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