鬼滅の「聖地」潤う観光地

コロナ禍にもかかわらず異例の大ヒットを記録している劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」。映画にとどまらず様々なところにブームが飛び火して、今や社会現象となっています。インバウンドが消えた街、そして半世紀近く閑古鳥が鳴いていた山里も、“鬼”で笑っています。

そして、清水寺に続く参道にも、少なくとも10店舗で鬼滅グッズが販売されていました。そのうちのひとつ、ひょうたんなどを取り扱う土産物店「瓢箪屋」。緊急事態宣言下の2020年4月、観光客の姿が無い中でも、店を開けていました。

(瓢箪屋 大井秀民さん 2020年4月)
「少しでも灯をともしといたら、またいつか復活した時にばーと広がると思って。」

あれから7か月。店を訪れると…。

(瓢箪屋 大井秀民さん)
「(鬼滅の刃は)流行っているよ。結構ね、売れている。財布もこの柄は市松模様言うのかな、これもよく売れて、あとはあれで(出している分)で終わりや。(Qお面も良く売れている?)そうやねん。伊之助の。」

「諦めるな」そんなセリフが聞こえてきたのかもしれません。

(柳生観光協会 黒田篤史事務局長)
「49年前に『春の坂道』というNHKの大河ドラマをやって、そこから観光客は徐々に減ってきて、つい最近までかなり少なくなっていた。映画が始まって、10月は去年の6倍くらい来られている。アニメも見ましたし漫画も見ましたし。見た瞬間に何かしらPRできるかなとは思いましたね。」

最終更新日:11/11(水)15:59 MBSニュース

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6376237

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