大川立樹アナウンサー:
コロナ禍で苦しい思いをしている店が新たな販売方法で活路を見出していました
都心のど真ん中を進むリヤカー。コロナ禍でリヤカー販売をする人たちが急増中。
めざましテレビでは令和の今、なぜあえてリヤカーなのか?コロナ禍で増える“リヤカー販売”のワケをココ調する。
ココ調スタッフ:
信号待ちの時間に携帯で何かチェックしていますね
フルーツサンド2933・チーフ 斉藤光絵さん:
さっきSNSで「ここに来て欲しい」というふうに言われたので、そこまでのルートを一生懸命調べていたところです
少しでも知ってもらうために、駆使しているのがSNS。常に居場所を発信し、集客に役立てているという。
フルーツサンド2933・チーフ 斉藤光絵さん:
「何時にココ来て」とか「ここ通って」とかけっこう言ってくださるんですよリヤカーなので、いつでもどこでも行けるのが良さなので臨機応変に…
取材中も「自分の店の前まで来て欲しい」とつぶやいた人のところへ向かい、無事に販売。
書き込みした人:
歩道を歩いている時とかに声をかけても気軽に止まってくれるから。人気店で繁盛しているはずなのにこんなに気軽でいいのかしらと思うんだけど
こういったリクエストにも細かく対応し、今や多いときでフルーツサンドが1日150個ほど売れる日もあるという。
購入した人A:
なんかこう田舎感がちょっとあるんですけど、多分それもなんか買いやすかったりとかするのかも
購入した人B:
やっぱり今店舗が閉まっているところとか多いので、こういうのが普及すると楽しみが増えるかなと思いました
フルーツサンド2933・チーフ 斉藤光絵さん:
やっぱり人との繋がりってすごく大事だなって感じますし、コロナ禍じゃなければこんなアイデア多分思いつかなかったと思いますし、そういう意味では新しい展開をコロナ禍だからこそできたっていうのはあると思います
さらに、リヤカー販売は全国に広がっている。熊本では…
ローズバイクバイカ―・自見冬星さん:
バラをリヤカーで運んでいます
熊本にあるバラ専門の花屋「noc’turne」が去年11月から始めたというバラのリヤカー販売。
地元・阿蘇のバラ農家から直接仕入れた新鮮なバラを6本1000円という格安の値段で販売している。
ローズバイクバイカ―・自見冬星さん:
コロナ禍で結婚式や入学式、卒業式がなくなって花を買う機会が減った生産者さんたちも僕たちもすごく困っている中、バラのロスを少しでも減らそうという取り組みをしています
毎日10時半から18時まで、お店を中心に2km程度の範囲を移動しながら販売している。
ローズバイクバイカ―・自見冬星さん:
バラは笑顔のスイッチだと思っているので、1人でも多くの方に笑顔になってもらえるように、頑張っていきます
最終更新日:6/2(水)21:46 FNNプライムオンライン