【ニューヨーク共同】米通信大手AT&Tは17日、傘下のメディア大手ワーナーメディアと同業のディスカバリーが経営統合することで合意したと発表した。既存メディア同士が手を組んで巨大連合をつくり、ネットフリックスなど新興のインターネット動画配信サービスに対抗する。
ワーナーメディアとディスカバリーを統合した独立の新会社を設立する。AT&Tは430億ドル(約4兆7千億円)分の現金や債券などを受け取り、AT&Tの株主が新会社の71%の株を、ディスカバリーの株主が残り29%を取得する。規制当局の承認などを経て、2022年半ばの統合完了を目指す。
最終更新日:5/17(月)22:52 共同通信