コカ・コーラシステムは飲料事業を主軸としつつ新たな可能性の探索として清涼飲料水以外の新領域の開拓を加速している。
清涼飲料水市場は加工食品トップクラスの巨大市場で、全国清涼飲料連合会の調べによると20年生産者販売金額は3兆7978億円に上る。
一方、コカ・コーラ社が狙う新市場は「ホワイトスペース」と称し、そこにはアルコール、チルド商品、手いれのコーヒーなどが含まれ、それらをあわせた市場規模は約7兆円に上るとコカ・コーラ社は見積もっている。
ホワイトスペース戦略では、アジリティ(機敏さ)を重視しプランニングから商品の全国発売に至るまで1、2年のスパンで動かしていくことを方針としている。
最終更新日:5/16(日)19:48 食品新聞