独立行政法人が発注した医薬品の入札で談合したとして、独禁法違反(不当な取引制限)の罪に問われた医薬品卸売大手アルフレッサ(東京)の元病院統括部長、五味信幸被告(62)ら3人と、法人としての同社は10日、東京地裁(須田雄一裁判長)の初公判で起訴内容を認めた。
この事件では、他にスズケン(名古屋市)と東邦薬品(東京)の元幹部ら計4人、法人としての両社も独禁法違反罪で起訴され、いずれも起訴内容を認めている。
検察側は冒頭陳述で、3社とメディセオ(東京)は遅くとも2004年ごろから受注予定業者や価格を事前に決め、医療機関の要請に協調して値引きを抑えたと指摘した。
最終更新日:5/10(月)16:07 共同通信