トレーなし鶏肉話題 15年前導入

関東地方で約120店舗のスーパーを展開する「サミット」では、6割の店舗で、鶏肉を「トレー」ではなく、「袋詰め」で販売しています。そのことに気付いた消費者のツイートには、「いい仕事してる」「これは便利」といったコメントがつき、拡散されています。環境意識の高まりもある中、鶏肉を袋に入れて販売している理由などについて、サミットに聞きました。(withnews編集部・金澤ひかり)

現状、サミットで袋詰めしている精肉製品は、鶏肉のみ。豚肉など他の肉で袋詰めのかたちをとる可能性はあるのでしょうか?
草木迫さんに聞くと、「鶏肉以外はなかなか難しいです」との答え。

「切り落とし肉や、薄切り肉は、盛り付けなど見栄えがきれいでないと買っていただけないと思います。過去に豚肉をノントレーで販売してみたことがありますが、あまりお客様に支持されなかったことや、作業性の悪さから断念しました。」

今後の展望については、「今後もノントレー包装機の店舗を増やして行きたいと思います。それ以外にも、バイオマス原料の割合を増やしたトレーを使うなど、環境に優しい包装を工夫していきたい」と話しています。

今回、ツイッターで話題になったことについては「15年ほど前からやっているので、いまさら感はありますが」と笑いつつ、「評価されたことはうれしく思っています。やっていてよかったし、これからも可能な限り増やしていくべきだと思っています」。

最終更新日:5/4(火)9:02 withnews

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6392399

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