J・フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は、12月に支給する冬のボーナスを前年比で5割削減する。7日までに労働組合と合意した。新型コロナウイルスの感染拡大で、百貨店は来店客が減り、業績が悪化している。
約3700人の従業員が対象で、削減幅は大丸と松坂屋が合併し、大丸松坂屋が発足した2010年以降で最大となる。J・フロントリテイリングは、臨時休業や時短営業が響き、20年8月中間連結決算(国際会計基準)の最終利益は163億円の赤字だった。
最終更新日:11/7(土)23:40 読売新聞オンライン