車のブレーキ鳴き なぜ起こる

クルマの運転中、ブレーキを踏み込むことで聞こえる「キィー」というブレーキ鳴きの金属音。なぜこのような異音が発生するのでしょうか。

ブレーキが摩擦を利用して動作するものである以上、鳴きとは切っても切れない関係ですが、欧州車など輸入車のほうが鳴きの発生が多いといいます。

 これに関して、ポルシェは「Brake Squeal Explained(ブレーキ鳴きの説明)」という動画を制作しています。

 この動画でポルシェは、「ブレーキの鳴きは故障やその予兆ではなく、強力なブレーキシステムで性能と安全を保つためには避けられない」と説明。

 欧州車のブレーキ鳴きについて、前出のディクセルの担当者は、次のように話します。

「欧州車、とくにドイツ車はアウトバーンを高速で走行するために、ブレーキの性能も高く設計されています。

 ブレーキパッドでローターを削ることでストッピングパワーを得るという考え方で、パッドの特性もそのようにセッティングされています。

 国産車はどちらかというと、ローターが消耗品であるという考え方というよりも、ブレーキパッドのみの交換で対応しているケースが多いです」

 しかし、近年人気の軽スーパーハイトワゴンなどは、重量増によるブレーキへの負荷増大を、ローターを削るような設定のパッドを使用することで、対策しているケースも多いとのことです。

最終更新日:4/17(土)12:35 くるまのニュース

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6390863

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