「家庭からとんでもないごみが持ち込まれて困っている」―。山形市のコンビニエンスストアの経営者から「寄り添うぶんちゃん取材班」に悲痛な訴えが寄せられた。捨てられていたのは、土鍋や耐熱容器など4点。防犯カメラの映像から“不法投棄”した人物は特定されたが、謝罪はない。他の店舗も同様の悩みを抱えており、経営者は「非常識な物が捨てられる。このままでは撤去も考えなくてはならない」と憤る。
土鍋などが投棄されたのは3月に3回。アルバイト従業員が袋の重さで異変に気付いた。防犯カメラの映像を確認すると、いずれも捨てたのは同じ女性。どれもまだ使えそうで、新品に近い品物もあった。車のナンバーを警察に連絡し後日、女性が来店したが「引き取りに来ました」とだけ言って頭を下げることもなく立ち去ったという。
過去には電気スタンドやラジカセ、車のジャッキが放置されていた。女性従業員はごみ袋から突き出た裸の包丁を見つけたことも。「ぞっとした。けがをしていたかもしれない」と恐怖体験を振り返る。
最終更新日:4/15(木)7:47 山形新聞