FNNプライムオンラインイタリア料理を手軽に味わえる人気チェーン店「サイゼリヤ」。
病みつきになる定番メニューといえば、熱々のミートソースが絡んだ「ミラノ風ドリア」。
コロナ禍の今、新たな戦略を打ち出した。
8日にオープンする「サイゼリヤ地下鉄赤塚店」は、広さが従来の店舗に比べ、半分程度とコンパクトに。
通常の店舗には見られない大きなショーケースでは、お持ち帰り用に、人気の辛味チキンなどを、業務用サイズで販売。
コロナ禍で入れ替えの激しいコンビニの跡地を狙って出店している。
サイゼリヤ・内村さやか変革推進部長「コロナ禍に応じて、より発展した形を目指す必要が出てきたというところで着目した」
新型コロナウイルスの影響で、サイゼリヤの売り上げは、緊急事態宣言中に、6割程度まで落ち込んだ。
3月には、9割まで回復したが、さらなる利益を確保するため、新たな事業モデルに乗り出した。
サイゼリヤ・内村さやか変革推進部長「小型化によって、出店の費用も、当然抑えられますし、収益性も見込めると考えています。今後の軸にしていきたい」
外食チェーンのコンパクト化は、大手回転ずしチェーンのスシローでも始まっている。
パック詰めされたすしを、冷蔵車に詰め込み向かったのは、千葉県にあるJR我孫子駅の構内。
そこには、まるでキオスクのようなスシローがあった。
お持ち帰り専用の店舗としての関東1号店。
すしの盛り合わせには、マグロ・寒ブリ・エビ・太巻きなど、12貫入って650円。
また、マグロ3貫やイカ3貫など、人気の商品がテイクアウトできる。
客「駅構内にあるので買いやすい」、「本当にコンビニみたいな感じで」、「ちゃんとおいしいものが食べられる」
通常、車の通行量が多い道沿いにあることが多いスシローの店舗。
今回は、仕事帰りのサラリーマンや買い物帰りの主婦など、気軽に立ち寄り、テイクアウトできる小型店舗の出店に踏み切った。
スシローToGo・田中俊作部長「小さい規模で出店できるのが、一番のメリットですね。日ごろから、ご利用いただけている駅や、その周辺という部分が一番のターゲットになってる」
売り上げも好調で、4月から順次、小型店の店舗数を拡大する予定。
最終更新日:4/7(水)21:24 フジテレビ系(FNN)