化学メーカーのクラレは4月2日、この春に小学校に入学する子どもと親を対象に実施した「将来就きたい職業」「就かせたい職業」の調査結果を発表した。
男の子が「将来就きたい職業」の1位は「警察官」(17.2%)で、2位は「スポーツ選手」(13.0%)、3位は「消防・レスキュー隊」(7.6%)という結果に。1999年の調査開始以来、ずっとトップだったスポーツ選手が初めて2位になった。スポーツ選手だけでなく、「運転士・運転手」も1年前には3位だったが、今回の調査では4位に後退した。
同社は「新型コロナウイルス感染対策で、スポーツ観戦や旅行もままならない状況が、子どもの夢にも影響を及ぼしているかもしれない」と分析している。また、1年前に初めてトップ10入りした「ユーチューバー」は、今回は7位になった。
女の子が「将来就きたい職業」の1位は、「ケーキ屋・パン屋」(26.7%)だった。調査開始以来、23年連続で1位を守った。
2位は「芸能人・歌手・モデル」(6.4%)、3位は「看護師」(6.2%)だった。1年前の調査で警察官は9位だったが、今回の調査では6位にランクイン。男女ともに、警察官への注目が高まっていることが分かった。
最終更新日:4/2(金)15:19 ITmedia ビジネスオンライン