【ニューヨーク時事】週末26日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、エジプトのスエズ運河での大型船座礁事故の影響が長期化し供給が逼迫(ひっぱく)するとの懸念が再燃する中、大幅反発した。
米国産標準油種WTIの中心限月は、前日比2.41ドル(4.12%)高の1バレル=60.97ドルで終了した。
23日に発生した大型コンテナ船の座礁事故により、スエズ運河の通航は停止。27日の離礁を目指して作業が続けられているものの、運航正常化には時間を要し、原油供給への影響は避けられないとの警戒感が強まった。
最終更新日:3/27(土)8:45 時事通信