JR九州が4日発表した2020年9月中間連結決算は、純損益が102億円の赤字(前年同期は230億円の黒字)だった。16年に株式上場して以降、赤字は初めて。新型コロナウイルスの影響で鉄道の利用客が減少したことが響いた。
売上高は前年同期比41.5%減の1245億円。本業のもうけを示す営業損益は205億円の赤字(前年同期は302億円の黒字)だった。運営するホテルや商業施設の収入も減少した。
21年3月期の連結業績予想は、従来の数値を据え置いた。
最終更新日:11/4(水)19:09 共同通信