春闘の集中回答日 業界で明暗

Nippon News Network(NNN)17日は、多くの企業で賃上げ額などを決定する春闘の集中回答日です。明暗分かれる結果となりました。

電機業界では、基本給を引き上げるベアに相当する分として、各社の組合が統一して2000円の引き上げを要求していましたが、多くの企業で1000円のアップにとどまりました。

ただ、日立製作所ではベア1200円、ボーナスではコロナ禍での社員のがんばりに報いるとして、5.75か月分に加えて3万円の支給を決めました。

自動車業界では業績好調なトヨタが、手当を含む賃金水準を去年より600円多い9200円の増額とし、ボーナスも要求通り6か月分としました。

一方、ホンダは、ボーナスは要求通り5.3か月分で妥結しましたが、ベアについては、組合自体が要求しないなど明暗分かれる結果となりました。

自動車業界では、自動運転や電動化に多額な投資が必要となる中で、組合側が経営に歩み寄る傾向の強い春闘となっています。

最終更新日:3/17(水)15:45 日本テレビ系(NNN)

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6388036

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