百円ショップ台頭 陶磁器の今

昔からのものづくりの産地は全国に数多あります。愛知県瀬戸市もそんな産地の一つです。古くから陶器、陶磁器の産地として栄え、瀬戸、常滑、備前など日本六古窯の一つとされています。瀬戸で作られた陶磁器が「せともの」といわれましたが、今はどう活路を見出しているのでしょうか。愛知県陶磁器工業協同組合を訪ねました。

輸出がほとんどなくなり、国内需要も漸減傾向をたどるなか、いわゆる父ちゃん、母ちゃん、兄ちゃんの3ちゃん企業や事業主として後継ぎがいなくなると、継者難に陥って自然廃業する企業が少なくありません。

 現在のようなコロナ禍による景気への影響がこの先、どの程度続くか分かりませんが、どうしても家業を継いでほしいとは言いづらい環境のようです。

 瀬戸も陶磁器産地としてなんとか活路を開けないかと後継者の育成にも乗り出しています。
 たとえば、瀬戸市にある愛知県の名古屋高等技術専門校窯業校の生徒に声掛けし、やきものに絵付けをする講習会などを開いているなど後継者育成のための種々の取り組みをしてきたといいます。

最終更新日:3/7(日)13:00 ツギノジダイ

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6387040

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