中途採用で経歴詐称 法的問題は

履歴書や面接内容に間違いがないかをチェックする株式会社企業サービスの調査によると、中途採用で多いトラブル第1位が「経歴詐称」。しかもこの数年、増加傾向だという。驚くのはその中身で、同社の吉本哲雄氏は「勤続12、13年、部長職という申告だったが、調べてみると実際はわずか3カ月、しかも試用期間で退職になっていた。辞めたのは9年前で、それ以降今まではアルバイトを転々としていた人がいた」と話す。



 実際に経歴詐称をしてしまったというくろしゃちさんは、悪いことだと認識しつつ、次のような言い分を述べる。「会社側も雇われる側も、入ったら話が違うということはよくある。会社側は“年間休日が何日”“ボーナスは毎年出る”、就職する側も初心者ながら“できます!”と、ある意味で嘘をつくわけだ。お互いに不確定性のリスクを負っている」。

 また、嘘かどうかは重要な論点ではないという。「結果、ビジネスとして約束を果たせるかが重要だ」。くろしゃちさんはその後、結果をきちんと出し、派遣社員から正社員になったという。

 街中で取材しても、「就活で話をちょっと盛った」「同僚が有名大学を出たと書いて採用されていたが、結果を出せず、学校に連絡したら“在籍がない”ということで退職に至った」といった声があがる。リスクがありながらなぜ経歴詐称をしてしまうのか。『ABEMA Prime』で議論した。

最終更新日:7/6(土)18:03 ABEMA TIMES

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6506689

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