この7月から新たなデザインとなった日本の紙幣。連日の新紙幣についてニュースを見ていてふと筆者の中にある紙幣の存在が浮かび上がってきました。
「一時期話題になった“あのお札”最近…いや、だいぶ前から見てないな…」
筆者の頭に浮かんだのは今から約24年前、2000年7月に発行された「2千円札」です。発行当時は祭りのごとく連日ニュースに取り上げられ、もてはやされたあの紙幣は一体どこへ消えたのでしょうか…。
■そういえば、どこにいったの“あのお札”
2千円札が発行された2000年は「ミレニアムイヤー」。当時の総理大臣・小淵恵三氏主導の「ミレニアムプロジェクト」の目玉事業として2千円札は発行されました。新しい額面の紙幣誕生は一万円札以来42年ぶり。
表面には世界遺産に登録されている「首里城跡」の入り口にある「守礼門」がデザインされ、日本で初めて地方開催となった「沖縄サミット」の開催とともに、いっそう注目されていました。
そんな2千円札は現在、どこへ消えてしまったのでしょう。調べてみると“衝撃の事実”が発覚したのです。
■2千円札はどこに消えたのか 調べてみると…
そもそも、どうしたら2千円札は入手できるのでしょうか。都内の銀行にある両替機に行ってみても「2千円札」の表記がありません。
大手銀行に問い合わせてみると…
「ATMや両替機は2千円札に対応していません、窓口をご利用ください」
2千円札を手に入れるには、銀行の窓口で両替する必要があるようです。こんなにも入手困難な紙幣になってしまったのには、そもそもの流通量に原因があるようです。
日本銀行の「銀行券発注高の推移」を調べてみると…なんと2千円札は2004年以降、1枚も発行されていなかったのです。しかも発行されたのは2000年に7.7億枚、2003年に1.1億枚の2回だけ。さらに、全国における2千円札の流通量を調べてみると、2004年8月の5億1300万枚をピークに急激に減少しています。
最終更新日:7/6(土)7:02 TBS NEWS DIG Powered by JNN