若者に広がる「生理の貧困」

生理用品を満足に買えない「生理の貧困」が、若者の間に広がっています。学生らの団体による調査では、2割の学生が購入に苦労していました。一方、緊急事態宣言の延長方針で、卒業旅行を諦めた人も。コロナがもたらすそれぞれの実態を、高校生に聞きました。

大学生が中心の団体「#みんなの生理」が高校生以上の学生を対象に、「生理の貧困」についてインターネット上でアンケートを行ったところ、3月2日時点で671件の回答があり、過去1年間に「経済的な理由で生理用品を買うのに苦労した」という学生が、20%にのぼることが分かりました。また、「生理用品を買えなかったことがある」と答えた学生も6%いたということです。

このほか、「生理用品を交換する頻度を減らしたことがある」と答えた学生は37%「トイレットペーパーなど生理用品ではないものを使った」と答えた学生は27%でした。

4日夜、この団体はSNSのライブ配信を行いました。共同代表は「私たちが想像している以上に深刻な数字が出ました。今後、なんかしら生理用品を必要な人に届ける仕組みをつくっていきたい」と話しました。

(3月4日『news zero』より)

最終更新日:3/5(金)17:58 日本テレビ系(NNN)

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6386860

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