6月は、東京都が定める「就職差別解消促進月間」。そこで都が発表した、就職面接に関する動画が賛否両論を呼んでいる。面接官が「ご兄弟はいるの?尊敬する人とか」と問うと、助手が「その質問、就職差別としてとらえられる可能性があります」と静止。面接官は「私も昔、大先輩から同じ質問を受けた」と反論するが、「応募者の資質、能力、適性と関係のない事柄や本人の責任ではない事項の質問は就職差別に該当します」と指摘される――。
東京都は、面接などの採用時に就職差別になる可能性がある質問として、本籍や出生地、家族の職業や地位、学歴など「本人に責任のない事項」、宗教や支持政党、尊敬する人物など「思想信条など、本来自由であるべき事項」などを挙げている。この動画にSNSでは肯定的意見がある一方、「なんでも差別にするとコミュニケーションがとれない」など疑問の声が圧倒的に多かった。
採用や就職における差別の境界線について、『ABEMA Prime』で考えた。
最終更新日:6/22(土)19:39 ABEMA TIMES