銀行業界でつくる全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)が、銀行間の送金手数料を現行の半額程度に引き下げる方向で調整していることが2日、分かった。現在は送金額に応じて2種類ある料金を62円に一本化する検討をしている。10月導入を目指す。利用者の負担軽減につながる可能性がある。
銀行間の送金手数料は現在、各銀行の個別交渉で決めることになっている。だが実際は送金額が3万円未満は117円、3万円以上なら162円で全ての銀行が長期にわたり横並びとなっていた。新たな送金手数料は5年ごとに水準を見直す方向。
最終更新日:3/2(火)22:01 共同通信