記者(27)が兵庫県姫路市から明石市の実家に帰る際は、山陽電鉄(山電(さんでん))の特急を利用する。山陽姫路駅の改札をくぐり、降りる際に便利な最後尾の6両目に座る。停車駅の一つ、大塩駅(姫路市)では、ドアは開かず、窓の外を見ると、6両目はホームからはみ出している。前々から気になっていた光景は「ドアカット」「ドア締切扱い」などと呼ぶらしい。山電に聞いてみた。(西海直也)
経営統括本部の総務・広報担当の中川大貴(ひろき)さん(27)は「人が操作する以上、最後尾のドアが開いてしまうことがあるかもしれない。安全性を高めるためにも、ドアカットはなくさなければいけない」と話す。
最終更新日:3/3(水)1:15 読売新聞オンライン