「紅麹」サプリ摂取 入院150人超

小林製薬の「紅麹」を含むサプリを摂取した人から健康被害を訴えている問題で、31日までに入院者数が157人に上っていることを厚生労働省が明らかにしました。

 この問題をめぐっては、3月29日時点でサプリ摂取後に腎疾患が疑われる5人が死亡、入院者数は143人にのぼっていましたが、厚労省によりますと、その後、31日時点で入院者数が157人まで増加したということです。

 また、小林製薬からの報告で医療機関を受診した人が786人に上っているということです。一方で29日以降に新たな死者は確認されていないとしています。

 さらに小林製薬への相談件数は3月31日までに延べで約2万2000件寄せられているということです。また、厚労省へのコールセンターには、約1600件寄せられているということです。コールセンターには「小林製薬の製品を摂取したけどどうしたらいいのか」などの相談内容が寄せられているということです。

 サプリの原料となる「紅麹」を製造していた大阪工場は去年12月に老朽化を理由に廃止され、使われていた製造ラインは現在、紀の川市にある関連会社の工場に移されています。厚生労働省は3月30日と31日の2日続けて、大阪市にある小林製薬の工場と和歌山県紀の川市にある関連会社の工場へ立ち入り検査を行いました。

最終更新日:4/1(月)20:55 MBSニュース

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6496530

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