テレビ西日本福岡市の都心部と郊外を結ぶ『JR香椎線』で17日、運転士なしで列車を運転する「自動運転」が本格的にスタートしました。
自動運転のスタートに合わせ、17日、香椎駅では出発式が開かれ、乗務員に列車のカギが手渡されました。
JR九州は将来、国家資格が必要な運転士が不足することを懸念し、自動運転技術の開発に取り組んでいて、2020年から実証実験を繰り返してきました。
◇JR九州 古宮洋二社長
「将来にはもしかしたら無人運転ができる、その大きな第1ステップだと思ってます」
自動運転の列車が走る区間は香椎線全線の約25.4キロで、踏切がある路線での自動運転の導入は全国初となります。
自動運転の列車には運転士ではない乗務員が乗り込み、緊急時の対応に当たります。
◇出発ノイズ
「出発!」
JR九州は今後、自動運転の対象列車や路線を広げていきたいとしています。
最終更新日:3/17(日)18:08 TNCテレビ西日本