JR東海は11日、東海道新幹線内の車内で、乗務中の男性警備員が乗客の体を故意に触る不適切な行為があったと発表しました。男性警備員は「去年夏ごろから同様の行為を繰り返した」と話しているということです。
JR東海と、警備を委託されている「全日警」によりますと、今年2月下旬、東海道新幹線の乗客の女性から駅員に「車内で乗務員に体を触られたような気がする」と申告がありました。
JR東海と全日警が調べたところ、全日警の25歳の男性警備員が列車内の巡回中、座席で寝ていた乗客の女性の体を故意に触っていたことが判明。警備員は聞き取りに対し、「わいせつ目的で、周りに人がいなければ大丈夫じゃないかと思っていた。去年夏ごろから同様の行為を20回ほど繰り返した」と話しているということです。
JR東海と全日警は神奈川県警に相談していて、7日付で男性警備員を解雇したということです。JR東海と全日警は「お客様の安全を守るべき警備員が車内でこのような事象を発生させましたことを重く受け止め、深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
最終更新日:3/11(月)19:43 読売テレビ