快進撃が止まらない 埼玉のイチゴ

埼玉県春日部市の観光農園「ヒロファーム」は、日本野菜ソムリエ協会主催「第1回全国いちご選手権」(2023年)で、県産品種のイチゴ「あまりん」で最高金賞に輝いた。

 暖かな日差しの1月下旬、あまりん約5千株を栽培するヒロファームのハウス。受粉のため、マルハナバチが飛び回る。つやつやした赤い果実を頬張ると、ジューシーで強い甘さと、かすかな酸味。まさに至福の味わいだ。

 県によると、2022年産の県内のイチゴ栽培面積は95ヘクタールで全国17位。産出額は同12位(45億円)で、全国1位の栃木県(277億円)の2割にも満たない。

 それでも、埼玉イチゴの快進撃が止まらない。今年2月に開催された第2回全国いちご選手権でも、秩父市の生産者が出品したあまりんが最高金賞。ヒロファームに続いて、埼玉イチゴが連覇を果たした。昨年の同選手権では、県内からエントリーした6品全てが入賞したことから、日本野菜ソムリエ協会から全国初の「プレミアムいちご県」にも認定されている。

最終更新日:2/25(日)14:59 埼玉新聞

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6492756

その他の新着トピック