岸田総理は、台湾の半導体製造大手TSMCが熊本県に建設した第1工場の開所式にビデオメッセージを寄せ、その中でTSMCが今後建設をする第2工場への支援を決めたと発表しました。政府はあわせて1.2兆円規模の補助金を投入する方針です。
岸田総理
「半導体はデジタル化や脱炭素化の実現に不可欠なキーテクノロジーです。日本政府は先端半導体の国内製造基盤の整備に向け、前例のない大胆な支援を講じてきました。我が国の半導体産業、ユーザー産業双方にとって大きな一歩です。また、TSMC社の世界戦略の中に日本が重要な拠点としてしっかりと位置づけられることを歓迎します。政府としても、昨年12月に策定した国内投資促進パッケージに基づき、引き続き、予算、税制、規制改革などの支援策をスピーディーに実行してまいります。その具体例として、2号棟についても支援を決定しました」
TSMCが熊本県に建設した第1工場の開所式に寄せたビデオメッセージで岸田総理はこのように述べて、今後建設される第2工場への支援も決めたと発表しました。
日本政府はすでにTSMCの第1工場に最大4760億円の補助を決めていて、第2工場もあわせると1.2兆円規模の補助金を投入する方針です。
最終更新日:2/24(土)15:22 TBS NEWS DIG Powered by JNN