「貧困ビジネス」 被害者語る手口

現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。本連載では「ボクらの貧困」、つまり男性の貧困の個別ケースにフォーカスしてリポートしていく。



■正社員として働き、親に仕送りもしていた

 夕飯は塩コショウで炒めたモヤシと醤油をかけた豆腐半丁とご飯。「本当は卵かけご飯を食べたい。でも、卵、高くなりましたよね。あまり買わなくなりました。卵かけご飯、本当は好きなんですけど」とミキオさん(仮名、41歳)は話す。肉や魚を口にするのは1カ月に1度くらい。「最近、いつ食べたか?  年末だったかな。たしか豚汁を作ったときに食べたのが最後です」。

最終更新日:2/23(金)10:02 東洋経済オンライン

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6492548

その他の新着トピック