All Nippon NewsNetwork(ANN)22日の日経平均株価はバブル期以来、およそ34年ぶりとなる史上最高値で取引を終えました。エコノミストは企業の賃上げが続けば4万円を超えてくるとの見方を示しています。
アメリカの半導体大手「NVIDIA」の好決算を受け、半導体関連株を中心に幅広く上昇し、3万9098円で取引を終え、バブル期の1989年12月につけた3万8915円を上回りました。
日経平均は今年に入ってから、5500円以上値上がりしています。
三井住友DSアセットマネジメント チーフマーケットストラテジスト 市川雅浩氏
「ここにきて賃金を上げて、値上げができるようになった。稼ぐ力が十分つくようになった。これは日本企業にとって大きな変化だと思いますので、こうした動きが続くと4万円を超えて日経平均が上がっていくシナリオが描きやすくなるんじゃないか」
市川氏は企業が積極的な賃上げの姿勢を崩さなければ、4万1000円、2000円と上がっていく可能性があるとしました。
一方で、賃上げが一過性になると、デフレの脱却が期待できず、日本株売りにつながる可能性があると指摘しています。
最終更新日:2/23(金)16:00 テレビ朝日系(ANN)