飲酒ガイドライン 飲む人の声は

MBSニュース厚生労働省は2月19日、アルコールによる健康への影響を知ってもらおうと、飲酒に関する初めてのガイドラインを公表しました。

 ガイドラインでは、生活習慣病のリスクを高めるとされる1日当たりの「純アルコール量」を、男性で40g以上、女性で20g以上と明記。例えばビールの場合、男性は中瓶2本、女性は中瓶1本です。ワインだと、男性でグラス4杯弱、女性でグラス2杯弱などとしています。

 また飲酒リスクについて疾患ごとにも示していて、大腸がんは20g、脳梗塞は男性40g・女性11gを超えると、それぞれ発症リスクが高まるなどとしています。

 この飲酒ガイドラインについて酒店の店主はかなり肩を落としているようです。

 (酒店・伊吹屋 小牟礼隆之店長)「コロナでずっとマイナスが続いていて、今は特に酒業界なんかコロナの時のマイナスを取り戻そうと、何とかして稼いで何とかしてプラスに持っていってという状態を頑張ってるところなんですよ。酒だけがリスクじゃないので。飲酒のガイドラインを見たから減らしたいからあんまり買わんとくわってなった時点で、うちも売り上げが落ちますからね」

 では飲む人はどう思っているのでしょうか。朝の大阪・京橋で話を聞きました。

 (記者)「厚労省の飲酒ガイドラインはどれくらいの量だと思いますか?」
 (街の人)「瓶ビールで5本くらい?」
 (記者)「実は中瓶で2本までなんです」
 (街の人)「えー!そんなん死の宣告されてるみたいなもん。ええんちゃいます2本まで。2本で辛抱できる人おるでしょ、俺らはできへんけどな笑」

 (街の人)「休肝日を設ければその分たくさん飲めるのかな。ちょっと厳しすぎるような気もします。お水を飲めばいいだけの話じゃない?と思うけど違うのかな」

 (街の人)「ホテルでランチ食べた後に飲もうかと」
 (記者)「今日はどれくらい飲む予定なんですか?」
 (街の人)「酔うまで笑」
 (記者)「ビールだとロング缶1本だけです」
 (街の人)「無理です笑。もっと飲みたい。我慢したら余計悪いような気がする」
 (記者)「これから飲み方はどうしますか?」
 (街の人)「変わらないと思います」

最終更新日:2/20(火)18:20 MBSニュース

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6492224

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